長州三尊


伊藤たちは新たに内閣制度を設立し、
そして初代内閣総理大臣を伊藤に、と考えていた。
しかし三条公らの猛反対が目に見えていたため、
伊藤は「内閣制度」についての説明のための会議の前に
同じく参議であった山県と井上に協力を頼む。


そこで、伊藤が制度の説明をしたところで、
山県が伊藤をそれとなく推薦し、
後は井上が賛成、そのままノリで押し切っちゃえ、という
どこかツメのあまーい作戦がたてられた。



そして当日。
伊藤が何とか制度の概要を説明し終わる・・

3son-2.png
「ちょ、聞ちゃん話が違うじゃない!」
「るせぇ!あぁいう沈黙俺はイライラするんだよ!!
だいたい山県がちゃっちゃと言い出さないからだなぁ!」
「どうやったらあの状況で言い出せるんだ・・」
「聞多と僕は通じ合ってないんだね(涙)」


事前に根回しをするがどこかツメの甘い伊藤、
なかなか言い出せないが最後には帳尻を合わせる山県、
事前計画は無視するが良い結末に持って行く井上、

長州三尊と呼ばれた元老三人の性格の違いをよく表す
おもしろいエピソードである。

某児童向け歴史本より


・・・・・・・・・おもしろすぎて鼻血ふくわっ!
何で読んだのかさっぱりなのですが
これ本当ならもう萌え死ぬ感じのエピソードですよね!
切れる聞多は男前すぎです。

しかも補足として
はじめ伊藤は井上に相談したが、伊藤と仲の良い井上が伊藤を推しても
説得力がないだろう、むしろ山県が推すなら三条公も納得するんじゃないか、
ということで山県も井上に強引に計画にひきずりこまれた、とか。
もうそのときからそーゆー三角関係なんだね!
萌えでした。


マンガ / 2009.05.09

▲Topへ