大学の歴史は12,3世紀ヨーロッパに遡るわけですが。
当時はツンフトやギルドの一種で学生と教授の組合程度の意味であったユニヴァルシタスは、都市や教皇との自由や自治をめぐる緊張関係の中で必然的に法学部の権力が増大し、他の学問に対してヘゲモニーを行使するようになった。
医学部を筆頭に学芸諸学が対抗、しかしこれもまた医学部の権力が拡大する結果になる。
そうこうしている間に都市の衰退やキリスト教世界のいざこざに巻き込まれる形で
協会や領主に従属していく大学では神学部・法学部・医学部という優位学部とその他学芸諸学という構成に。
その他領主自らが設立した大学などではむしろ農学や手工芸と言った
実学的な専門学校が設立されていく。
また力を付けた領主達は自らの官僚育成機関として大学を見なし始める。
大学は資金や地位、そして建物といった安定と引き替えに
当初持ち合わせていた自由と普遍性を失い硬直化していく。
結局宗教改革を初めとする宗教界の激変から以降大学はその体質を変化させることができず、
旧弊の中で印刷技術による出版革命、それによる知識の外縁化により「一度は死んだ」と言われている。
以後国民国家・絶対君主制の中で「知識」を担ったのは
より非公式な集いの場である「アカデミー」であった。
伝統色が薄く、より 実学的 な学問の場であったアカデミーは
大学にとって変わる重大な教育機関と見なされていく。
大学は貴族の子弟が「紳士」になるための寄宿舎的な役割りを担うにすぎなくなる。
そんな中時代は流れフンボルトらによりベルリン大学が設立される。
これは大学の第二の誕生と言われており、研究と教育の一致を目指したもの。
ドイツのカントはそれに先駆けて『諸学部の争い』の中で、大学とは、
上級学部:神学・法学・医学と
下級学部:哲学(学芸初学)
(後に英国で哲学→文学へ転換、さらに多くの大学では文学部と理学部を指すようになる)
の弁証法的統一体であると定義。
上級学部は大学の外側にその内容を方向付ける上位の審級を持ち
(それぞれ聖書・国家・公共衛生)それを目的としているが、
下級学部は外部から全く独立である。
上級学部は他律的な知、下級学部は自立的な知を営む。
そして大学にはこの両学部がなければいけない。
こうした二面性を備えている点が大学が単科であるアカデミーや専門学校郡と違うところで、
この自立的な知を持ちつつ他律的な知をも学ぶ必要がある、
当時後進国としてフランスとの争いの中で国民国家が危機にされされていたドイツと、後同じような境遇の中に置かれる日本の国民主義者を捕らえたのがこの理念である。
こうした理念に基づいて作られた独式大学はアメリカを中心にして急速に広まっていく。
(最終的には日本の帝國大學制度にまで)
近代(独式)大学制度のバリエーションとも言えるアメリカ式大学では
大学院の発明などを通して現代大学のスタンダードになっている。
さて日本の帝國大學制度ですが、これはご存じ森有礼と括弧付けで伊藤博文が中心。
もともと私塾や寺子屋といった私学文化の中にあった日本ですが
これは別にまとめなきゃいけないので教はとりあえず割愛します^q^
至極至極簡単にまとめると、ドイツ式大学を輸入しようとした明治政府ですが
上のウチ神学部が日本には不要なわけで。
当初はおそらくこれに儒学や国学を対応させようとしていたらしいのですが
儒学と国学の学問争いにうんざりしてしまった政府が
んじゃもうお前等いらんわ!つって大学本校を廃止、結局空白になりました。
従って法医文理の総合大学として旧T大が出発。
大学としてはこれでいいんだけど富国強兵しなきゃいけない日本としては
こういう座学系ばっかあっても困るわ!ってことで世界でも初となる工学部を抱え、
さらに農学部を迎えるなどの実学部を抱擁した日本特有の形にしました!ちゃんちゃん!
こうした帝國大學の周辺に各種師範学校、専門学校、私学、旧高等学校、女子学校という教育機関が複雑にひしめくのが戦前日本の高等教育現場。
これに加えさらに帝國京都を筆頭に各地帝國大學、大正にはいってからの大学昇格など非常に非常に非常にめんどくさいわぼけぇ!←
従って、神学・法学・医学
のうち欧州では神学がまぁ一種特権的だったのにくらべ
日本では法学医学の二極の雄化、
学芸初学の文学と理学を中心に実業系学部を従える形。
(のだけどやはり社会の要請か理工学部が相当に強いのが現実)
薬学はまぁ医学の中にあったけど薬学系の専門学校も結構あったらしいので実学系かなぁ
経済や教育(はよく調べてないからわかんない)は実学と理論両方必要な微妙な学問、
一方で商学は実学だけどこれが帝大内にないことが
東京商業の大学昇格の理論的根拠になっていくのでwktkですね。
経営学になると経済と同じく実学と理論が交じってる感じなのですが・・
とゆーか商学と経営学と経済学の使い分けがわからん。
経営と経済はなんとなくわかっても商学の立ち位置がわからん。こういうのってどうやって調べたらいいんでしょうか・・
ふぅ・・
とりあえずしばらくこうした意味のわからない書きためが続くと思われますがご容赦を・・
次は日本の帝大制度の概観かなぁ・・
それから徐々に商学経済学のあれに持って行きたい・・
後はこういう昇格問題についてドイツかアメリカでうまくまとまってるのがあれば
それを適当にまとめたい。まだゼミ論だから。卒論ではもうちょい調査したいけど。
正直言いたいことがしょーけいもえ!なのでどう結論に落とせばいいのか
全く検討がつきません^q^
うぇえええとりあえず叫ぶしかない!!学部萌え!!!