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【2010年】※重いです

fragile alliances

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>登場人物(明治34~36年頃)


 

>Comment

 処女作(笑)。立憲政友会設立~総裁交代までのドタバタ。じゃない陰湿なネチネチ。事前知識ないとわからないという最悪の作りですが雰囲気雰囲気。いつも言ってる。

 ことごとく政党設立に失敗している伊藤はやっとのことで憲政党を抱え込むカタチで政友会設立にこぎつけるのですが、 その時最大の反対者であった山県のところにお使いに行きこれを説き伏せたのが巳代治。
 新生政友会率いる第四次伊藤内閣では貴族院筆頭に山県官僚閥が猛反抗、更に党内部のごたごたで糾弾し 「小山県内閣」と呼ばれる桂内閣が誕生。政友会内部の統率は相変わらず取れず、 業を煮やした山県・桂らは巳代治と内通して、元々伊藤が政党総裁にあることを良くは思ってない天皇をも巻き込んで 半ばだまし討ちのように枢密院議長に祭りあげ。(議長職を受けるためには総裁辞任しかなかった) 後任には西園寺がつき、西園寺、松田、原の政友会体制が確立され始める。

 ーと、いうのを第二世代の私念怨念信念その他よくわからないものをテーマに描いてみました。主に巳代治な。お前裏切りすぎな。( ゚∀゚ )
 同時にこの時期からまさに伊藤山県を中心に政党VSガタ閥官僚閥がてんやわんやで でも政友会もガタ閥も内部がまだギクシャクしてて、みたいなのも何となく描きたかった。 当初から『verbal promises』込みの構想だったので伏線っぽいのも。。。

『点景・とある政党と内閣の連携前夜』は基本ギャグだけどこっそりfragile~の前哨戦とも言える構成にしてるよ!

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