ついったで旧制高校生用語が流行ってた（私的に）ので、ココぞとばかりにTLに色々垂れ流したのでまとめました。
こういう突発的な投下が来るからついったやめられない。

ちゅーか駄弁るはさながら「有能」と同じニュアンスで「優秀」、「でも秀」じゃないけど大学入学後にあんな奴「でも」一応合格してるんだよ「な」って意味で「でもな」っていうの大学時代よく使ってたので、いつの時代も学生のノリはおんなじっていうか進歩ないっていうか待てよそういう意味で考えると昨今のJK文化はなんというか一線を画するのか？全然わかんないとこあるもんね笑

ボリュームリッヒ流行ってくれ。可愛い。

数年前に駒場博物館で旧制高校とドイツの高校生？との交流会の展示があったようななかったような記憶なのですが、さらっとしか見てないのでちょっと曖昧だけど、一高の方は割りと気合入れてたのにドイツ側はどうせニポンの高校なんて大したことないっしょ的なすごい冷めた態度に終始してたよってのを見て、あーーーWW2直前くらいの時期でもいうて日本はそんなもんかーーって思ったの。
旧制高校用語でもドイツ語が多いし、学問ではドイツ系がもてはやされてたらしいから、なんかその時に感じた落差というか一高側のちょっとがっかりした感じが余計今回ので想像できてしまった。残念だねぇ。

ところで旧制高校と言えば、ナンバースクール一高は京都の三高も良いですが東京高等商業学校（現一橋大）とのペアもおすすめです！ともに全国少年憧れの登竜門！片や高校片や商業大学で道は別れますが高等教育界を第一線で担うぜ！本郷ばっかり偉そうにはさせない！

以下ツイッタで連投したもの。一高（いっこう）と一橋（いっきょう）の萌ポイントなど。
教育制度の変遷はとにかくめちゃややこしいのでかなりざっくり端折ってます。あんまり信用しないでね( ´∀｀)

そもそも明治時代初期、片方で大学（研究機関）、片方で小学校（義務教育）の設置を政府が推進したために、小学校（尋常小学校＋高等小学校など）と大学での学力や就学内容のギャップがあまりに大きすぎたことが問題となり、大学が入学前に学生を鍛える意味で予科を設置しました。
途中色々あって大学予科が分離しナンバースクールと呼ばれる各高等学校ができましたが、結局小学校卒業してから各高校入学が実質的な大学受験となり競争が激化。教育界では「高校が大学の踏み台」のようになっており、正規の学問ルートに実質大学以下の高等教育機関が存在しない状態を憂いておりました。

一方高校以外の教育機関は一律各種専門学校別枠扱い（決して脇役という意味ではないです）商業学校もその一種で、その中でも東京（一橋）と神戸が（と公立の大阪市立）が高等商業学校として認められています。（だから商業高等学校ではなく高等・商業学校）

中でも東京高商は更に研究科を置いて学位授与権も持っており実学専門学校の実質最高学府。これが色々あるけどとりあえず大学昇格させろや！って長年に渡って運動しております。

東京帝大に接続する一高も、就職率が圧倒的であった一橋も共に当時の人気トップ校で、一ツ橋内外における少年達の憧れの登竜門、と言われていました。（当時一高は現在の弥生キャンパスにあったので）

片や正道の高等学校として大学の踏み台を脱出しようとしていた一高と、自身が大学昇格を目指す一橋は共に本郷の東京帝大を睨みながらお互いどう思っていたいたんでしょうねぇええええええほら萌えた。ハイお勉強終わり。ちなみに大体の決着は1919年施行の大学令周辺でつくよ。

ちなみにここに思いっきり巻き込まれる経済も可愛いのでよろしくね（ステマ）
学部独立した暁には一高から学生の供給を受けなければ行けないわけだけど、法学部時代に置いてさえ経済学科及び商業学科は得てして不人気で、例外措置として高商生なんかも試験選抜で受け入れていたりした時期があるので経済坊っちゃんと一高の間も中々複雑なところがある（と私は思う）ぞ！

旧制高校とかザ・男寮の男文化って感じだしストームとか完全にウェイのノリだし多分プライバシー重視の繊細な現代っ子である私が一番毛嫌いする文化だけど、コレが育って大学に入ってエリートの名のもとに世に羽ばたいていくことを考えると浪漫を感じざるを得ないよね。
私はそんな彼らを時に見守り時に励ます近くの喫茶店のババァのような存在になりたい。あぁー